銀の匙を観て学生の頃にやった蚕の世話を思い出す
【銀の匙】を見て
主人公の八軒勇吾が恋人の御影の家で酪農のバイトをする
そこで、とんでもないミスをしてしまうが
バイトの最終日に給料をもらう
八軒はバイト代は受け取れないというが
御影のばあ様だったかに諭される
学生の頃にやった蚕の世話を思い出すんです
学生の時に蚕の世話のバイトをしたことがあり
それがとってもきつかった
朝は4時だか5時起き
朝ごはん前に桑の葉を蚕にあげることから始まり
夜10時くらいまで食事の時間以外は働きっぱなし
それでも、働き先の農家の人から言わせると半分も役に立ってなかったらしい
ある日の夕食後の片づけをしているときに
農家の人たちのこそこそ話が聞こちゃったんです
知り合いの農家だったので
悪意のある表現ではなかったんですが
私的には
『あぁ、こんだけ頑張ってるぞって思っていても
いっぱしの人から見たら、お荷物なんだなぁ。酪農って大変なんだ』
って、思っちゃいました
八軒のようにミスはしていないけど
役に立ててないと思うと、バイト代もらえないよなぁ、なんて考えが浮かんできました
それでも、蚕の世話の最終日にバイト代を渡されました
その時の農家の人の思いって
【銀の匙】で描かれていた御影の親と同じだったんだろうなぁ
なんて、思ったり
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